船橋洋一様
衆議院第一議員会館
2025年10月は、公益財団法人国際文化会館グローバル・カウンシル・チェアマン、アジア・パシフィック・イニシアティブ創設者の船橋洋一様に、「高市内閣誕生 — 安倍政治から何を学ぶべきか」と題してご講演いただきました。
船橋洋一様は朝日新聞主筆を務められた後、福島第一原発事故・民主党政権・戦後保守・新型コロナウイルスといった様々なテーマについて検証や論稿を発表され、ボーン・上田賞や石橋湛山賞など数々の評価を受けていらっしゃいます。日本政治が他党化・流動化し先行きが混迷を極めるなか、まさに現今の政治状況と日本政治の展望について根拠に基づいたお話をしていただきました。
そもそもの政治に対する捉え方から始まり、戦後の日本政治の歩み、安倍政権のあり方などを辿ってゆき、高市内閣の組閣から翌年に向けての選択肢まで、現代政治について幅広くも見識深いお考えを拝聴することになりました。政治と経済、また政治と暮らしは密接に関わり合っているものであり、年代も様々な参加者ですがどなたも興味深く聞き入られたことと思います。
質問も多数寄せられ、演説のワーディングから広報戦略など的確な問題意識に基づいた内容に対し、一問一問丁寧にご回答されました。滋味深い内容が、参加者のこれからの日々の活動における知見となるのではないでしょうか。
この度は船橋洋一様から貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。